名古屋市立大学 看護学部2年の佐々木美紀さんと松野綾夏さんは、東日本大震災で市街地が津波にのまれた岩手県陸前高田市出身です。帰郷し、看護師として復興の一助になることを目指し、勉強に励んでいます。
大学の実習室。白衣姿の2人は聴診器を使い、お互いに血圧を測る練習をしていました。学費などが免除される被災地の特別枠で、2013年度に入学した1期生です。実家は津波に流されました。両親ら家族は今も仮設住宅で暮らしています。被災地支援の一環として、名古屋市立大学は2013年度の入試から、看護学部に陸前高田市在住の高校生の特別枠を設定。卒業後に陸前高田市の医療機関で働くことを前提に、入学料や授業料は免除される制度です。2017年度までの5年間、毎年2人ずつ受け入れる予定です。
くわしくはアピタルでご覧ください。