奈良県立医科大学は、奈良県立医科大学を移転整備する新キャンパス整備事業の基本計画書を公表しました。先行整備と継続整備に分けて建設する予定で、先行整備施設は5棟総延べ2万5,810平方メートルを想定し、2020年度から建築の基本設計に着手する予定です。
新キャンパス移転整備は、現在、奈良県橿原市四条町にある奈良県立医科大学の教育・研究部門を、約1km離れた旧農業研究開発センター跡地に全面移転するものです。老朽化している教養教育部門と看護学科の施設などを先行整備する計画で、2018年度は明豊ファシリティワークスに委託して基本計画を策定しています。施設は藤原京をモチーフとし、古都奈良にふさわしい外観としつつ、周辺環境や畝傍山への眺望に配慮した景観計画とします。また、中庭を活用することで、自然採光を積極的に利用する考えです。
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