名古屋大学は2020年4月、大学院医学系研究科内にある保健学関連の専攻を、人工知能(AI)などの情報科学分野と融合させる形で再編する方針を固めました。高度な技術を持つ看護師や検査技師らの医療専門職を養成してきましたが、健康寿命を延ばす、病気の予防や早期発見に関わる研究者の育成強化へと転換を図るものです。
名古屋大学の関係者によると、現在の「医療技術学」「リハビリテーション療法学」「看護学」の三専攻を「総合保健学」の一専攻に集約。情報科学を共通基盤に据えて、各研究室の連携を強化します。定員も現在の計65人から数十人ほど増員し、学部生の大学院への進学を促します。
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