埼玉県は2016年1月21日、埼玉医科大学総合医療センターを、重篤な小児救急患者を24時間態勢で受け入れる「小児救命救急センター」に指定すると発表しました。県内の医療機関が指定されるのは初めてです。指定日は2016年3月1日で、全国では9番目。埼玉医科大学は「救命救急センターの機能を最大限に生かし、埼玉の救急医療にさらに貢献していきたい」としています。
小児救命救急センターの指定を受けるには、診療科領域を問わず重篤な小児救急患者を24時間態勢で受け入れるとともに、必要な医師や看護師を配置することが求められます。さらに専用の小児集中治療室(PICU)を6床以上備えていることなどが要件です。埼玉医科大学は、総合医療センターが昨2015年、開設30周年を迎えたのに合わせ医療機能の充実を図るため、高度救命救急センターの新棟(地上4階、地下1階)を建設。3階に小児救命救急センターを設置し、PICUを現在の2床から6床増やし計8床にします。医師は6人、看護師は24人となる予定です。
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