10年後の外科医や地域医療の担い手を目指すきっかけになればと、島根大学付属病院の消化器・総合外科は、本物の器具で中学生に手術の模擬体験をしてもらう「ブラック・ジャックセミナー」を開いています。2012年から毎年続いており、これまでに157人(男子53人、女子104人)が参加し、島根大学医学部に進んだ例もあるといいます。
2018年10月20日に行われたセミナーには松江、出雲両市の中学2、3年生13人が参加。医師らの指導で入念に手を洗い、実際に使われている手術用ガウンや手袋を身に着け、準備を整えました。手術室で超音波メスなどを使い、鶏肉から腫瘍に見立てたビーズを摘出したり、腹腔ふくくう鏡手術のトレーニング器で、画面を頼りに人形を積み重ねたりしました。
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