志望理由書は、願書提出時に学校側から要求される書類のひとつです。志望理由書や自己推薦書というフォームで独立した原稿を書かされる場合もあれば、入学願書の中に「看護師になりたい理由」「本校を志望した理由」「自己アピール」のように書く欄や枠があって、そこに書き込む場合もあります。志望理由書には、もちろん、あなたの志望理由を書くのですけど、実は「あなた自身のこと」を書く、というのが、人によっては、かなり難しいのです。
自分の今までやってきたことに自信がなくうまく書けなかったり、どこを書き、どこを省くのか、判断が付かなかったりします。なぜ、看護師になりたいのか。なぜ、この看護学校を志望するのか。...書いていてよくわからなくなったり、本当のことが書けなかったり、本当にこんな書き方で良いのか迷ったり...。これ、けっこうつらい作業です。こういう時に大切なのが、志望理由書にくわしい先生に自分のことを時間を掛けて知ってもらうという時間です。敏塾で入塾前に行う電話カウンセリングや、志望理由書の指導、さらには面接練習等がすべてこの時間です。ですから、生意気を言わせて頂ければ、私の本音は、敏塾に相談する前に「勝手に」志望理由書を出さないで欲しい、ということです。というのも、「変な志望理由書」を提出してしまうと、それだけであなたの評価が下がってしまいますし、その内容に面接も縛られるからです。志望理由書を書く前に相談して頂ければ、と本当に思います。(敏塾塾長 富士/2013年8月3日)