「どうして看護学校に行こうと思ったんですか?」私が入塾時の電話カウンセリング(インテーク面談を含む)でお話を伺っていると、この質問にいろいろな答が出てきます。今のままでいるよりも、看護師になった方が「生活が安定するから」「自立できるから」「資格がほしいから」「家族が養えるから」「人のために働くのが好きだから」など...。いくつもの理由が組み合わさっている場合がほとんどです。
これらをまとめて言えば、自分自身のため、家族のため、あるいは社会のため、人のために看護師になりたい、ということか、と思います。ここで思い出すのが、L・サニー・ハンセン(Hansen,L.S.)の考えです。Hansenは「意味ある人生」を考えるうえで、4つのキーワードをとりあげています。「仕事、学習、余暇、愛」の4つです。これらをうまく組み合わせていくと「意味ある人生」になるという考え方です。捉え方は様々だと思いますが、社会人入試受験生の多くも、この4つを組み合わせて、自分のキャリアを紡いでいこうとしているようです。(敏塾塾長 富士/2013年8月23日)