以前の日本では、ひとつの仕事をずっと続けるのが当たり前でした。会社員ならその仕事を基本的にずっと続け、OLなら結婚退職して子供を産んで育児に勤しむ。専業主婦を続けるか、パートで社会復帰というキャリアが多かったのでは。ところが、今は違います。キャリアの積み方は人それぞれです。社会人になって会社で働いてから看護師になる人も多いです。それは
今の時代が「変化」の時代だからです。同じ会社でずっと勤めないで良いし、急な会社の業績変動や仕事・職種の消失によって「続けて勤められない」こともある時代になったからです。それに主婦がずっと家にいなくても、子供たちを保育園にあずけて仕事に出るという生き方も尊重されるようになってきました。決して安易な決断を促しているわけではないのですが「子供は保育園でも育つ」し「大人も仕事を変えて良い」時代なのです。(敏塾塾長 富士/2013年11月27日)