昨日、作業療法士をしている妻の所用で京都に昼過ぎからいっしょに行っていました。妻が所用を済ましている間、私は4時間ほど時間があきました。こんなに長い時間「自由時間」があるのは本当に久しぶりだったので、京都のお蕎麦屋さんに立ち寄りました。そのお蕎麦屋さんは父親が京都大学病院でお世話になっていた頃に、いっしょにお蕎麦を食べた思い出のお店です。一人で入り、
カウンターで温かい「とろろ蕎麦」を食べ、なつかしい出汁を味わい、少し思い出にふけっていました。その後、四条通の石屋の上の喫茶店で仕事をしたり、馴染みの豆腐屋に立ち寄り、豆腐饅頭を買い、おからをもらって(その店はおからは無料なのです)夕方には妻と合流して五条の橋のそばで夕食。あっさりした鴨鍋を食べ、その後はイタリアンのお店でデザートとコーヒーをいただきました。ゆったりして帰ろうと車に乗ると、外は雪になっていました。京都の冷え込みは底冷えで、盆地独特の「体がおかしくなるような寒さ」なのですけど、昨日はなぜか、その雪がとてもきれいに見えました。雪の降る京都での時間でした。妻は「雪、うっとおしいなぁ」って言っていましたけどね。妻は仕事で来ていたから見え方が違うのかもしれないですね。(敏塾塾長 富士/2014年1月27日)