さて、いよいよ旅の目的であるナイチンゲール博物館へ。そもそも、ナイチンゲールはカイザースベルト(ドイツ)で看護を学びました。その後、クリミア戦争に従軍看護師として行き実践し、帰英後、看護師の専門教育の必要性を訴え、つくったのが「ナイチンゲール看護学校」です。
「ナイチンゲール看護学校」がつくられた場所が、今の「ナイチンゲール博物館」のある場所です。(トーマス病院敷地内)看護師には専門教育が必要で、看護師はトータルに患者の環境を整えなければならない、という今では当たり前とも言える考え方が、ここから始まりました。近代看護学校・近代看護教育の源流・原点とも言えます。(写真上:ナイチンゲール博物館前の看板/写真下:博物館内展示)