塾長ブログ「一粒万倍」 - 社会人入試

今からでも遅くない!看護職を目指してみませんか?/2025年に看護職員(看護師、准看護師、保健師、助産師)が最大で27万人不足する/厚生労働省発表

かなり前から看護師が足りない、足りないと言われていますが、実際にどのくらい足りていないのかご存じでしょうか。その推計が今年2019年の10月21日に厚生労働省から発表されています。厚生労働省によると看護職員(看護師、准看護師、保健師、助産師)は2025年に約6万~27万人不足するとのことです。2025年と聞いてピンと来る人も多いと思います。「2025年問題」の年です。この2025年は団塊の世代が全員75歳以上となり、社会保障費が急増するので、深刻な社会問題の多発が危惧されています。

医療従事者の需要はさらに高まるとみられ、厚生労働省は看護職員人材確保のため、看護師育成や勤務環境改善などに力を入れています。敏塾に資料請求頂いた方に、緑と黄色の「今からでも遅くない!あなたの人生の転機に、看護師という選択肢」というチラシを入れていますが、これ、厚生労働省発行のものです。つまり、国は以前から社会人が正看護師、准看護師、保健師、助産師になることを後押ししているわけです。教育訓練実践給付金なども同じく国による看護医療系進学の社会人バックアップ制度とも言えます。それだけ看護職員養成は時代の急務です。

ちなみに、看護師が最も不足すると見られているワースト3の都道府県は、ワースト3位が神奈川県(約3万2千人不足)。次いでワースト2位が大阪府(約3万6千人不足)、ワースト1位が東京都(約4万2千人不足)となっています。都市部の方が看護職がより不足すると見られているのは、都市部ほど訪問や在宅看護の需要が増すと考えられているからです。(敏塾 富士)

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