「受験を決めたのにやる気が出ないんです」...これ、つらいんですけど、よくあることです。むしろ、受験勉強がずっと楽しくて、ずっとやる気満々の社会人受験生はいません。だって、受験勉強だけ毎日しているわけにはいかないからです。仕事もあります。家事・育児、冠婚葬祭だってあります。受験勉強をやろうと思っても、つらくて眠くて気が散って、全然、机に向かえない、という日はあります。

そういうときには、まずは少しでも休めないか、うまくサボれないか、考えてみて下さい。５分でも早く寝れないか、その仕事、家事、育児は全部、自分でやらないといけないのか、誰か人に任せられないのか。その冠婚葬祭、行かないとダメなのか。いろいろ考えて休めるものは休んでサボってください。

そのうえで受験勉強に向き合いましょう。勉強をするときには、やる気と切り離す。つまり「やる気がでない」と悩むのではなく「やる気はなくてもやる」のです。そんな日もあります。「やる気はなくても課題を１問やる」「やる気はなくてもひとつ覚える」「やる気はなくても問題集を開く」目の前のことをひとつやるのです。（敏塾　富士）