厚生労働省は2022年2月9日、医療機関のサービスの対価である診療報酬に関し、2022年4月の改定内容を決めました。具体的には、不妊治療の公的医療保険適用を体外受精などに拡大したこと等です。不妊治療は高額で保険が利かないことが多く、そのことが不妊治療を受ける方々の大きな負担になっていましたが、保険適用で費用負担を減らし、出産を支援することができます。政府は少子化対策の一つの重点政策として位置付けています。
こういった社会の動きについては、看護師、助産師、保健師等を目指す方々は興味を持って追い続けておいてください。小論文や一般常識、面接や集団討論等のテーマになることもあります。(敏塾 富士)