看護学校の社会人入試の面接において、多くの受験生が悩むのが「どんな質問がされるのか?」そして「どのように答えればいいのか?」です。今回は、これらの質問を基に、実際の面接でよく聞かれる内容と、それにどう答えるかのポイントを詳しくお伝えします。社会人としての経験を踏まえて面接に挑んでいただきたいと思います。
まず、皆さんに言えることは「面接の答え方」は、人ぞれぞれ違う、ということです。たとえば、「看護師の志望理由を教えてください。」という頻出の質問がありますが、看護師を目指す背景や、あなたの人生経験の中でのきっかけ、志望動機などを総合的に伝える必要があります。
ご自身やご家族の闘病経験で看護師を考えた方もいらっしゃれば、医療事務や看護助手、介護職の経験から考えた方もおられます。他にも志望理由は千差万別です。みんな違います。
それを整理してどう説明していくか、そこをうまくやるには、敏塾のような専門塾の面接指導を受講して個別に考えて検討していくことが近道です。
「この学校の志望理由を教えてください。」という質問もそうです。この学校を選ぶ理由、学校の特色や教育内容と自分の将来の夢や目標との関連性を明確に伝えることがポイントです。
志望理由の答え方には、いくつものNG回答があります。「家が近いから」「手に職が欲しいから」「看護師の資格が取得したいから」「病院で働きたいから」のような答えだけでは、面接を評価する先生方の聞きたいこと、知りたいことに合いません。質問の意図に合わないということです。
今までの経験について学歴から職歴まで順に問われることもあります。この質問は、あなたの過去の選択や取り組み、キャリアの変遷を通じて、どのように看護師という職を志すようになったのかの背景を知りたいという意味が込められています。
キャリアが一貫している方は多くはないでしょう。今まで全然違うキャリア、違う畑の仕事をしていたり、転職していたり、結婚、子育て、離婚などでキャリアが分断されている方々も多いはずです。それ自体は構いません。ただし、ここをどう説明するか、は大切なポイントです。
「成功したこと、挫折したことはありますか?」この質問に対しては、過去の経験を振り返り、その経験をどのように乗り越え、どのようにして成長してきたのかを伝えることが求められます。自己アピールで問われることもあれば、あなたの「長所・短所」とあわせて質問されることもあります。
成功体験や挫折体験を具体的に話す際には、それが自分にどのような影響を与えたのか、どのようにして前向きに捉えて行動に移してきたのかを中心に話すとよいでしょう。
「学習環境が整っているのか」もよく質問されます。これには、通学や実習の可否や家族の理解、子供の面倒は見られるのか、そして学費や生活費の準備状況など、あなたの日常生活や経済的な背景を踏まえた上で、学習を継続するための環境や意識についての質問となります。特に、社会人受験生の方々にとっては、これらのポイントをしっかりと考慮し、実際の状況を伝えることが大切です。
敏塾では、これらの質問に対する答え方やポイントを個別に綿密に教えています。「あなただけの答え方がある」ということです。
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