塾長ブログ「一粒万倍」 - 社会人入試

看病婦(かんびょうふ)とは? 看護師(かんごし)という呼称の変遷

看病婦(かんびょうふ)とは明治初期の看護師の呼び名の一つです。看護婦という呼び名が定着するまでは「看護人」「看護者」「看病人」などの呼称も並存していました。

日本初の看護職の養成機関も「京都看病婦学校」(新島襄創立)と、この「看病婦」という呼称を用いていました。

今、使われている「看護師」という呼称については、法律上の変遷が関わっています。

もともと、1948年に保健婦助産婦看護婦法が制定され、この職業が定められました。このときは法律名が表すように「看護婦」が呼称でした。

2001年に保健婦助産婦看護婦法が保健師助産師看護師法に名称が変更されました。このときは、女性を「看護婦」、男性を「看護士」と呼んでいました。

2002年3月に男女ともに「看護師」と統一されて今に至ります。なので今は性に関わらず「看護師」と呼称します。

以上、看護師という呼称の変遷についてでした。

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