「よし、いい子、いい子」。2014年8月7日、三重県名張市の名張市防災センターであった子宮頸がん検診。受診する北森知子さんから長女の香帆ちゃん(生後6カ月)を預かった女性があやしました。女性はセンターの「子育てサロンきらきらひろば」のボランティアで、託児に協力。北森さんは「検診で託児があると知り、すぐ受診を決めた。助かります」と話しています。
託児付き検診は妊娠・出産・育児の切れ目ない相談事業「名張版ネウボラ」の一環で、検診率向上が狙いです。名張市の人口は2000年の約8万5300人をピークに昨年2013年は約8万1700人に減少。女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率も名張は2011年に1.38にとどまり、全国平均(1.39)を下回りました。そこで名張市はフィンランドで妊娠や子育ての不安、家庭内暴力まで対応する妊娠育児相談所「ネウボラ」に着目しました。
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