熊本地震の被災者を心理面から支える熊本県の「熊本こころのケアセンター」が2016年10月17日、熊本市の県精神保健福祉センター内に開所しました。保健師らが電話相談を受け、必要に応じて応急仮設住宅などを直接訪問。支援に当たる行政職員への研修や、市町村と医療機関のネットワークづくりにも取り組みます。
熊本こころのケアセンターは、県が県精神科協会に運営を委託。地震から半年を迎え、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など被災者の心身の不調に、5年間をめどに対応するものです。県精神保健福祉センターや熊本市こころの健康センターなど、自治体の関係機関と連携。人材育成や、仮設団地の集会場での講話など啓発活動も支援します。当面は保健師2人が相談を受け、今後医師や精神保健福祉士、専門の相談支援員など計12人まで増やす計画です。
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