長年、地域医療に貢献した人をたたえる「第45回医療功労賞」(主催:読売新聞社、後援:厚生労働省・日本テレビ放送網、協賛:損保ジャパン日本興亜)に、山形県内では庄内町の医療法人・崇仁会成沢医院院長、成沢辰男さんと、東根市の保健師で東根市子育て健康課課長補佐、元木幸子さんの2人が選ばれました。
東根市の保健師・元木幸子さんは幼い頃から、医療機関で看護にかかわる仕事をする母親の背中を見て育ちました。いつしか、「人を助ける仕事がしたい」との憧れを抱き、地元の高校を卒業後、東京へ出て看護師の資格を取得。山形県内へ戻り、保健師の資格も取りました。多くの市民に命と健康の大切さを伝える中で、一筋縄ではいかない場面もあったそう。ある男性に、健診の結果から「脳卒中になる恐れがある」として医療機関を受診するよう促し、拒否する男性を繰り返し説得。渋々と応じた男性は後日、「あんたに医者へ行くように勧められてよかった」と感謝を伝えてきたそうです。
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