日本の母子保健事業と北海道千歳市のネウボラ(子育て世代包括支援)を視察するため、フィンランド・タンペレ大学のイーヤ・パービライネン教授が2017年3月8日、千歳市を訪れ、千歳市総合保健センターなどを見学しました。ネウボラ発祥の地からやって来た専門家は、千歳市の保健師たちと妊産婦と子供へのより良い支援について意見を交わしました。
イーヤ・パービライネン教授は2017年3月11日に北海道札幌市の天使大学でネウボラをテーマに講演するため来日中。イーヤ・パービライネン教授から、日本の母子保健事業を見たいとの希望があり、2016年10月に「ちとせ版ネウボラ」を始めた千歳市に立ち寄ったものです。意見交換には約15人が参加。定期健診に小児科医の他、保健師や臨床心理士などが加わっていることを聞くと、教授は「いろいろな職種でチームを組むことは、とても重要」と切り出し「ネウボラで自分たちが『指導』されると考える親もいる。指導ではなく親からの相談に乗り『対話』することが大切」とアドバイスしました。
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