埼玉県は2018年7月31日、2020東京五輪・パラリンピックに向けて、インバウンド(訪日外国人旅行客)の増加を見込んで、2018年8月から県内13保健所にタブレット端末による多言語医療通訳サービスを導入すると発表しました。
新サービスは外国人患者と保健師の間に通訳オペレーターが入り、コミュニケーションをサポートするものです。例えば、症状を知りたい場合、保健師がタブレット端末の画面から日本語で通訳者に話しかけると、通訳者が外国語で症状を聞き、それを保健師に伝えます。日本の保険制度の説明なども通訳してくれるといいます。通信環境があれば、宿泊施設や病院、保健所など、どこでも利用できるのも特徴です。埼玉県の県保健医療政策課は「これまでは保健所が通訳者を探すのに、時間がかかっていたが、タブレット端末の導入で迅速な対応が可能になる」と話しています。
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