東京都内の市区で唯一の「消滅可能性都市」とされた豊島区は、専門家による女性相談窓口の開設など子育て支援4事業を盛り込んだ「としま鬼子母神（きしもじん）プロジェクト」を2014年9月から順次実施すると発表し、開会中の定例区議会に1485万円の補正予算案を提出した。

相談窓口は保健所に開設し、20～39歳の女性を対象に医師や看護師、助産師らが心身の健康や育児、人生設計などの相談に応じる。このほか、保健師と助産師が子育て中の家庭を訪問して支援策をコーディネートする「子育てごようきき」、地域の子育て力を高める「妊孕力（にんようりょく）（妊娠する力）啓発セミナー」、子育て支援の情報発信を行うアプリ開発・・・などを行う。

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