フィリピンで看護師、助産師として働く冨田江里子さんの講演会「いのちってホントすごい!」が、神奈川県川崎市多摩区の多摩市民館で開かれました。
冨田さんは1993年、青年海外協力隊員としてモルディブの病院に2年勤務。夫の仕事の関係で1997年からフィリピンに住み、首都マニラのあるルソン島内に2000年、無料診療所(助産所)を開設しました。栄養状態が良くなく衛生観念も乏しい中でたくましく生きる女性や子どもの姿を写真で紹介し、「彼らをかわいそうと見るか、すごいと拍手を送り尊重するか。尊重すれば本当に必要な支援が見えてくる」と冨田さん。先進国の食べ物の押しつけでは生活習慣病につながるなど、支援が現地に合っていない実情を指摘しました。
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