兵庫医科大学病院は、就労や治療費に悩むがん患者に、看護師、ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士の専門家がアドバイスする珍しい取り組みを進めています。

兵庫医科大学病院は、がん相談支援センターを設ける順天堂大学 医学部付属浦安病院を参考に、がん患者専門の看護師・西村裕美子さんらが昨年2013年10月から試行的に開始。今年2014年5月には予約制で月1回、入院患者らを対象に相談を本格化させ、これまでに21人の相談に乗りました。看護師、医療ソーシャルワーカーの知識に加え、NPO法人「がんと暮らしを考える会」（東京）のメンバーでファイナンシャルプランナーの川崎由華さん、社会保険労務士の渡辺ひろみさんが協力。将来の生計に即した資金計画などを助言しています。

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