夜間や休診日に子どもの急病相談などに看護師らが応じる埼玉県内の「小児救急電話相談」が増加しています。2013年度の相談件数は過去最多の4万9168件。2012年度に続き全国最多となりました。
相談内容の約8割は救急や当日受診を要する病状ではないとされるもので、保護者の不安解消とともに救急医療体制の負担軽減につながっています。埼玉県は相談ニーズの広がりを分析した上で、相談員の増員などの体制強化を検討する方針です。小児救急電話相談は、全国同一の短縮番号「#8000」を押すと、所在地の都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医や看護師から子どもの症状に応じた対処の仕方や受診する病院などのアドバイスを受けられるシステムです。2004年以降、全国で導入され、埼玉では2007年に開設されました。
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