兵庫県は2014年9月9日までに、丹波市の兵庫県立柏原病院と柏原赤十字病院について、2018年度をめどに統合する方針を明らかにしました。兵庫県立柏原病院と柏原赤十字病院を廃止するとともに、丹波市内に300床程度の県立病院を新設する予定です。自治体病院と赤十字病院の統合は全国初です。
丹波医療圏には、急性期後の医療を提供する病院が少ないのが現状です。このため、新病院では急性期から回復期まで幅広い医療に対応。さまざまな疾患に対応できる「総合医」を養成する研修プログラムも提供する予定です。兵庫県ではまた、新設の病院に隣接する土地に保健・福祉施設を設置し、柏原赤十字病院が担っている在宅医療などの機能を引き継ぐほか、来年2015年度に丹波市に移管する看護学校も将来的に移転し、看護師の安定的な確保を目指す、としています。
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