大分県別府市の湯のまち訪問看護ステーションは、別府市内や周辺に住むがん患者や家族、遺族らが集まり、悩みや不安を話し合う「ひとやすみコミュニティサロン」を定期的に開催。参加者同士が話し合うことで生きがいや、やりがいを育てることに役立っています。

相談によっては専門家を招いて学習会を開くなど、内容は参加者と話し合いながら決めています。看護施設でがんサロンを開いているのは珍しいとか。ステーションの管理者で、看護師の小野朱美さんは「自宅療養中のがん患者が身近な場所で不安を共有できる場所をつくりたかった。サロンで考え方の幅を広げ、つらい気持ちを和らげるきっかけにしてほしい」としています。

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