大阪府の東大阪市立総合病院と、隣接する大阪府立中河内救命救急センターは、大規模事故を想定した合同訓練を実施しました。訓練には両病院の医師や看護師など約140人が参加。治療の優先順位を緊急度や重傷度に応じて判断する「トリアージ」など負傷者処置で連携を確認しました。
訓練は、近畿自動車道と第二京阪道路を結ぶ門真ジャンクションで、4台のバスが多重衝突事故を起こし、多数の負傷者が発生したと想定。訓練開始まで事故内容は参加者に伝えられず、開始と同時に事故の詳細が明らかになると、参加者らはトリアージ部門や治療部門に分かれ、負傷者の受け入れ準備を進めました。その後、負傷者役の参加者約40人が相次いで運ばれてくると、トリアージ部門の医師らは迅速に負傷者の症状を判断。その判断を受け、治療部門の医師や看護師が連携し処置を行いました。
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