大卒の看護師が急増しています。2014年の国家試験合格者に占める割合は約30%で、この10年で2倍になりました。看護系学部の新設に加え、勤務体系の改善や子育てとの両立支援など、女性が働くための環境整備が進んだことも背景にありそうです。
看護師になるには、大学や専門学校で必要な学科を修得するなどした後、国家試験を受ける必要があります。大学では一般教養に加え、患者の症例に合わせた看護方法を議論するなど、さまざまな授業を取り入れているところもあります。看護師の活躍の場は広がりつつあります。国は在宅医療への転換を推進しており、訪問看護のニーズは高い状況です。医師が示した手順書に従って、脱水時の患者の点滴など、特定の医療行為を担う看護師の養成も今後始まる予定です。
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