長年にわたって地域の医療や福祉に貢献した人をたたえる「第43回医療功労賞」(主催:読売新聞社、後援:厚生労働省・日本テレビ放送網、協賛:エーザイ)の県受賞者に、徳山医師会訪問看護ステーションの訪問看護師、山本香代子さんが選ばれました。地域に根ざした活動を展開し、訪問看護への信頼感を醸成したことなどが高く評価されました。
山口県周南市の徳山看護専門学校の定時制で5年間学んで正看護師となり、徳山医師会病院に勤務。結婚後約10年間は主婦業に専念しました。子育てが落ち着いた1993年頃、周南市の神田医院で再び働き始めました。院長の指示で月に数軒、市北部の中山間地域に住む患者宅に出向き、点滴を打ったり、心音や血圧、脈を測ったりする訪問看護を始めました。「患者の生活を垣間見ることで、家族の負担の大きさや服薬の状況などを把握できた」といいます。
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