徳島県内初の「がんセンター」が来月2015年4月1日、徳島市民病院に開設されます。患者の受付を一本化し、チーム医療を強化して切れ目のないがん診療を目指すものです。

がん患者は今後、ますます増えるとみられており、がんに特化したセンターができる意義は大きいと考えられます。がんセンターは建物を新設するのではなく、院内のチーム医療を充実させる組織づくりが柱となります。その核になるのが医師や看護師、薬剤師、放射線技師ら専門家が集まって治療方針を決める症例検討会「キャンサーボード」です。これまでも各診療科が必要に応じて行っていましたが、複数の診療科が参加して週1回、定期的に開くようになります。

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