東日本大震災の被災地で、訪問看護事業所を看護職1人でも開業できる特例措置が期限付きでありました。2013年に廃止されましたが、現場からは、特例措置があったから開業できてよかったとの声があがっています。

1人開業の特例措置は2011年4月に創設されました。当初は2012年2月までの予定でしたが、最終的に2013年10月まで延長されました。福島市、岩手県一関市での開業もありましたが、2013年8月時点で開業していたのは宮城県石巻市と福島県南相馬市の2カ所。必要な訪問看護サービスが既存の事業所で十分可能などの理由で、石巻市と南相馬市が特例措置の継続不要と回答したこともあり、廃止が決まりました。

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