重度の心身障害児が放課後の時間を過ごす学童保育施設「児童デイサービス・太陽の子」が、さいたま市中央区にオープンしました。看護師の石井歌子さんが中心になって、三男で施設長の石井清行さんとともに準備。さいたま市の障害福祉課によると、看護師による同様の施設の設立はさいたま市では初めてで、近隣自治体でも珍しいそうです。
身体と知的障害が重複した重度障害児の学童施設は、医療ケアが必要で看護師を常時配置しなければならないため、埼玉県内でも数は多くありません。家族が病気になった時や、何人も子どもがいる家庭では、障害がある子を預かってくれる場所がないことは悩みの種でした。そんな現状を知った歌子さんは、家族に相談して学童保育施設「児童デイサービス・太陽の子」の開設を決意。看護師、介護士、保育士合わせて約6人のスタッフで運営を始めました。
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