高齢化に伴い、在宅で介護を受けたり療養したりする患者と、その家族を支える訪問看護師の役割が大きくなっています。従事者の数が十分とはいえない中、滋賀県看護協会は2015年5月、訪問看護支援センターを設立。人材育成や仕事の魅力発信の強化に乗り出しました。
団塊の世代が75歳以上になる2025年を見据え、国は医療と介護を病院や施設などから、自宅を中心とした地域に移す「地域包括ケアシステム」の構築を進めます。訪問看護師を派遣する訪問看護ステーションは拠点の一つとして重視されています。2015年4月時点で滋賀県内には89か所のステーションがあり、昨2014年は462人の訪問看護師が患者や高齢者の医療的ケアに当たりました。2009年9月の訪問回数は延べ2万3047回でしたが、2013年9月は3万990回と利用は右肩上がり。滋賀県は2013年に策定した保健医療計画で、今2015年度中に訪問看護師を490人まで増やす目標を掲げています。
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