岩手県の看護師養成施設を卒業した看護師の本2015年度の県内定着率は59.8%(前2014年度比0.5ポイント増)で、統計の残る1998年度以降最高となりました。県内就職者数も353人と、昨2014年度の354人に続き2000年度以降では最高水準です。
岩手県が中高生向けセミナーやUターン対策の強化など県内就職への働き掛けを強める中、県の修学資金貸付制度の拡充が奨学生の県内定着率を押し上げたとみられます。ただ、看護師養成施設の卒業者数は減少傾向で、安定的な人材確保は今なお課題です。岩手県によると、県内の看護師養成施設全体の県内定着率は2010年度42.6%から本2015年度は59.8%に伸びました。このうち奨学生の定着率は2012年度以降3年連続で増加し、本2015年度は88.4%(同5.2ポイント増)となりました。
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