重度障害者に医療的ケアを行う訪問看護の助成制度を巡り、大阪府内の医療関係者らが今2015年10月、見直しを求めて大阪府に署名を提出しました。大阪府内では派遣元によって助成制度が異なるため、高額になるケースがあるからです。集まった署名は大阪府内の医師や看護師ら約3800人分で、提出した医師らは「負担が大きく、訪問看護を受けたくてもできない患者もいる」と訴えています。
重度障害者の訪問看護については、全国のほとんどの市町村が利用料に対する助成制度を設けています。大阪府内では、医療機関の訪問看護であれば、何回利用しても、1医療機関につき負担は最大月1000円。ただ、訪問看護を行う医療機関はほとんどないのが現状です。一方、訪問看護ステーションの訪問看護を利用した場合、費用の1割が自己負担となります。週3回利用すると、およそ月9000~1万数千円かかるといいます。
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