看護師 - 社会人入試

「看護教育へようこそ」・・・学生の可能性を信じ、自ら学び続けるための看護教員の心得書

超高齢社会を迎え、今後より一層、保健医療福祉の充実が求められています。中でも看護職員の質・量の確保は大きな課題であり、厚生労働省は「2025年には看護職員を50万人増やす必要がある」と、具体的な数値を打ち出しています。そのためには、これまで以上に看護職養成に携わる教員の質・量の確保が重要となります。

「看護教育へようこそ」は、全18章で構成されており、看護教育実践に必要な全てが網羅されています。この領域の書籍として、方法論に関するもの、教育カリキュラムに関するもの、学校管理や学校経営に関するもの等それぞれについては数多く出版されていますが、「看護教育へようこそ」のように一冊にまとめられているものは見当たりません。著者は、「百年を思うものは人を育てよ」と古の言葉を引用しながら、すぐに答えの出ない"教育"に対して決してあせらなくてよいこと、また学ぶ人を「発達可能性を秘めた人」ととらえ、なにげない些細なことが「やりがい」となると示しています。この教育観は、悩みながら手探りで看護教育に携わっている人たちに「教育の本質」を見いだすための道しるべとなるでしょう。

くわしくは医学書院でご覧ください。

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