日本銀行 鹿児島支店は、人手不足の状態にある医療・福祉分野の雇用情勢に関するリポートをまとめました。高齢化の進展で求人は伸びているのに対し、求職者が少ない背景の一つに、医療・福祉関連の専門学校卒業生らの県外流出などがあるとしています。
医療・福祉分野の人手不足の背景として、リポートは人材の鹿児島県外流出を指摘しました。看護師の場合、毎年約800人の県内の看護学校卒業生のうち約2~3割が県外へ就職しています。若者の県外就職の多さは職種を問わず共通した傾向で、文部科学省の調査では、昨2015年3月の県内高卒者の県外就職率は43.9%と、全国平均(18.7%)を大きく上回りました。
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