ほっとする空間で被災者の「SOS」を感じ取りたい-。熊本県天草市の看護師、松村直博さんら医療従事者を中心としたグループが2016年9月28日から、熊本地震の避難所や仮設住宅を巡る移動式カフェを始めます。
きっかけは2016年5月上旬、松村さんがボランティアで派遣された熊本県南阿蘇村で出会った高齢女性のひと言でした。
「また、あんたたちに来てほしかばってんね」
友人らに呼び掛け、精神科やリハビリが専門の看護師ら約20人が集まりました。店舗兼移動手段としてワゴン車を準備。購入費と改造費は80万円で、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディングで調達し、阪神大震災や東日本大震災の被災地からも多く寄せられました。活動資金は、農業をしているメンバーが持ち寄った規格外の果物を販売して確保していく考えです。
くわしくは西日本新聞でご覧ください。