医療過疎の中山間地域で看護師を受け入れる実証実験が綾部市で来2017年度に行われます。お年寄りの健康相談のほか、食事支援や買い物代行をし、高齢化した地域社会を支えるという臨床以外の新しい働き方を模索する計画です。地域の健康の担い手確保と若者定住策として京都市も支援する意向で、参加する看護師を募っています。
計画では、来2017年4月から1年間、京都市東北部の奥上林地区(2016年9月末の高齢化率61.0%)と、中央部の西八田地区(高齢化率37.4%)で看護師2~3人が生活。地域に開設する窓口「むらの保健室」を拠点に、地域の未病対策として健康相談や地域巡回を行います。高齢で車を持てない「買い物難民」の購買代行や食事支援も実施。地域で求められる看護師像を探り、中山間地でも単独で自活できるモデルの構築を目指す考えです。
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