福島県の「浜通り看護研究会」は、浜通りの医療機関に勤める看護師へのアンケート結果をまとめました。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による看護師不足を背景に、業務量の多さや給与水準に不満が募っていることが判明。一方で浜通りでの勤務継続を望む割合が87.2%に達するなど、地元志向が強い傾向も浮かんできました。
看護人材の確保策を25項目から選ぶ質問(複数回答)で、「賃金水準の引き上げ」(63.4%)「休日を取りやすくする」(62.5%)が上位を占めました。このうち浜通りでの勤務継続を希望する人に絞った分析で、「仕事と家庭の両立支援策の充実」「大災害に備えた研修会の開催」を望む声が多い結果となりました。
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