日本医師会の釜萢敏常任理事は2017年8月23日の定例記者会見で、医師会立の看護師学校養成所などの状況について報告。応募者、入学者とも減少傾向にありますが、「医師会立の役割が低減しているとはさらさら思っていない」と強調しました。医師会立養成所卒の看護師が減ることで、地域における看護職員の確保が困難になる恐れがあるとする危機感を表しました。
調査は入学者もしくは卒業者のあった施設を対象に2017年5月に実施。医師会立の准看護師課程は182校(2016年度186校)、看護師2年課程72校(2016年度74校)、看護師3年課程70校(2016年度68校)、助産師課程6校(2016年度6校)で、全体では330校(2016年度334校)でした。准看護師課程の入学者は2012年度の9393人から2017年度は7692人に減少しています。
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