2017年8月に兵庫県朝来市の「魚ケ滝」で30代男性が溺れた際、適切な救命措置をしたとして、看護師を目指して勉強中の大槻紘之さんが2017年9月22日、兵庫県の善行表彰「のじぎく賞」を受賞しました。

魚ケ滝は、岩場から深い滝つぼへ飛び込むこともでき、夏場は川遊びを楽しむ人でにぎわっています。男性が溺れた2017年8月19日は、前日の雨でかなり増水していました。川から引き上げられた男性は意識がなく、顔は真っ青。友人と魚ケ滝を訪れていた大槻さんは男性の脈を確認後、顔を横に向けて水を吐き出させ、浮輪で首を固定。体温が下がらないようタオルを掛け、救急隊の到着を待ちました。男性はドクターヘリで搬送され、事なきを得ています。

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