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治療中の記憶呼び戻す"ICUダイアリー"、尼崎の看護師ら導入進める

兵庫県立尼崎総合医療センターの看護師らが、集中治療室(ICU)に搬送された患者の療養記録や家族からのメッセージをダイアリー(日記)に記す取り組みを進めています。欧州では「ICUダイアリー」と呼ばれ普及していますが国内の病院ではまだ珍しく、鎮痛剤などの影響で抜け落ちた記憶を取り戻し、回復意欲を高めるなどの効果が期待できるといいます。

集中治療室(ICU)に入る患者は心肺停止や脳梗塞など一刻を争う状態のため、治療中の断片的な記憶しかない場合が多いのが現状です。治療や回復の過程を記録したダイアリーは、読み返すことで患者の記憶を正す効果があるとされるほか、集中治療室(ICU)退室後に発症が目立つ鬱状態や、体のだるさなどの予防にもつながると注目されています。海外では欧州を中心に20年ほど前から導入。ですが、日本集中治療医学会によると、国内では学会に取り上げられた事例もまだ少ないといいます。

くわしくは産経WESTでご覧ください。

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