千葉県は2018年3月30日、看護師を目指す学生らを支援する修学資金の貸し付けで、利用者に返還を求める手続きを怠ったケースが、少なくとも過去40年間で2,992人分、計11億2,300万円あったと発表しました。
千葉県は看護師不足を解消する目的で貸付制度を1962年に開始。私立看護学校(3年間)だと月1万8,000円を貸し付け、卒業後に県内病院で5年間勤めると返還が免除されます。現在でも看護師の確保を重要施策に掲げていますが、千葉県内の人口10万人当たりの看護職員数は全国最低レベルが続いています。
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