自身も母をがんで亡くした女性看護師が、患者本人や医療者にも話せない悩みや不安を分かち合おうと呼びかけ、闘病中のがん患者を支える家族を対象とした「家族のためのがんカフェ」が2018年6月から岡山市で始まります。
岡山県内の総合病院に勤務する菱沼路代さんが、街中で自由に哲学的な対話を楽しむ「哲学カフェ」を普及させている団体「カフェフィロ」と共催での「家族のためのがんカフェ」。
看護師として勤務する病棟でも多くのがん患者家族と接してきましたが、患者の治療が優先され、ゆっくり家族の気持ちを受け止めるのは難しいのが現状です。病院ごとにがんサロンやカフェが開かれているものの、家族に絞った集まりは見当たりませんでした。「患者本人には言えない家族の感情を表に出すサポートをしたい」と訴えている時に知り合ったのが、カフェフィロ副代表の松川絵里さんでした。
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