結婚や出産で離職した「潜在看護師」を対象に、静岡県袋井市の内科や小児科などの診療所「溝口ファミリークリニック」が、独自の研修を行う「復職支援プロジェクト」を企画し、2018年夏から受講者が復職し始めました。

企画のきっかけは、溝口ファミリークリニックで復職した看護師の「子育てとの両立や技能のブランクから復職を迷っていた」という声でした。復職支援事業は静岡県看護協会が運営する「県ナースセンター」も各地で実施していますが、総合病院などで勤務経験があっても診療所の仕事内容を知らない人に、雇用のミスマッチ防止にも役立ててもらおうと、2018年4月、独自の研修を始めたものです。復職の意思が明確でなくても、溝口ファミリークリニックに就職しなくても受講できます。

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