山口県柳井市は、大学や短期大学などを卒業後、柳井市内に居住しながら地元の医療機関や幼稚園、保育所で5年以上働けば奨学金の返済を免除する制度を、2019年度創設すると発表しました。

柳井市によると、若者の定住促進策として、一定期間の定住を条件に奨学金を免除する自治体はありますが、職種を対象にした制度は山口県内では初といいます。5年以上居住する意思がある学生を対象に、柳井市には定住促進奨学金（月額1万円）があります。新制度ではこの対象者が看護師や保育士として勤務する意思があれば、人材確保奨学金（月額2万円）が上乗せされる上、例えば大学を卒業し、5年以上働くとこの二つの奨学金合わせて最大144万円の返済が免除されるものです。

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