新型コロナウイルス感染拡大の影響は、看護師を目指す学生たちにも及んでいます。国家試験の受験資格として必要な病院などでの実習が、院内感染防止や感染症対策に追われる看護師らへの配慮もあって各地で受け入れ停止や延期に。国は特例として学内での代替実習を認める通知を出しましたが、実際の現場を体験できない学生や学校関係者からは不安の声が上がっています。
看護師の国家試験は例年2月ですが、試験対策の時間も必要なため、受け入れ施設側が落ち着くまで実習期間を先延ばしにすることも難しいのが現状です。例年は3年生が4~11月に実習を行うという熊本県の専門学校も2020年は実施できておらず、夏休み期間中の実習を検討しています。学校関係者は「授業計画も全て見直しを迫られ大変」とため息をついています。
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