21の専門分野ごとに患者を支援する「認定看護師」の一部分野で、有資格者数が伸び悩んでいます。1,000人を超える分野がある一方、「乳がん看護」などは200人台にとどまっています。同僚の指導などを通じて看護の水準を上げる役割を担っていますが、一部分野では教育機関が少ないことが増加を阻む要因となっているとみられています。
認定看護師は日本看護協会が1997年、「救急看護」「皮膚・排泄ケア」の2分野でスタートさせました。現在は21分野で計1万6,000人近くいます。認定看護師は高水準の看護を行うだけでなく、治療方法や心のケアなどについて、同僚看護師からの相談に応じたり指導したりします。認定審査を受けるには、看護師の実務経験が通算5年以上あり、うち専門分野が3年間以上などの条件を満たし、さらに教育機関で半年間以上学ぶ必要があります。
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