診療報酬制度では専門看護師、認定看護師が配置されていることで算定できる管理料、指導料があります。2016年度診療報酬改定でも、専門看護師・認定看護師配置が施設基準となっている認知症ケア加算1、排尿自立指導料などが新設され、さらに専門看護師、認定看護師への需要が高まっています。
専門・認定看護師の領域別に、どこが診療報酬で評価されているのかを詳しくみると、専門看護師ではがん看護、認定看護師では皮膚・排泄ケアが圧倒的です。一方、専門看護師の領域別取得者数(2017年2月時点)を見ると、最も養成開始が早いがん看護の資格者が飛びぬけて多くなってます。また認定看護師では、認定開始が2001年と比較的早いために感染管理の認定者数が最も多くなっていますが、診療報酬では「感染防止対策加算1」でしか評価されていません。一方で2番目に認定者数の多い皮膚・排泄ケアは認定領域で最も歴史があることからも、取得者も多く、診療報酬制度でも10項目で評価されており、多くの場での活躍が期待されています。
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